■35ミリ判日誌 | ◇追憶の山行日誌 ...光岳 |
晩秋 南アルプス 苦登と充実山行の追憶 |
南アルプス | 易老岳 ・ 茶臼岳 ・ 仁田岳 ・ イザルガ岳 |
2591m | ||
11月の初めはたいてい天気が良い。 この時期を選んで山行を企てた。 一番行きたい山、それがこのテカリ岳だった。 そして一番信頼する友人と5人パーテーを組み2泊3日で登山口へ向かった。 (キャノンEOS650) |
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茶臼岳より上河内岳を望む ここまで来ると茶臼小屋は後ひと登りだ。疲れ過ぎた身体にムチ討って歩を進める。 初登山: 1989 10.10 |
■35ミリ判 EOS650 | ◇光岳 追憶スナップ |
追憶...追憶.....充実山行の光岳へ
第1日目 | ||
登山口易老渡の林道脇にテントを張り、道端でコンロを炊き朝食を作る。 |
2泊3日の寝具食料を担いで出発! | |
樹間に雄姿覗かせる南アルプス南部の峰々。 易老岳に登り上げてからは風倒木に悩まされる。 | ||
易老渡からの登りは長かった。 さらに易老岳から光小屋までなんと遠かった事か! やっと小屋が見えてきた時はもうエネルギーは 使い果たしていた。 |
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この時期小屋は無人。 少し傾いた小屋で板の間に敷いた銀マットがすべる。 食事は豚肉をたっぷり入れたいつもの常夜鍋。これがうまい! でもとっても疲れたー。 (現在は綺麗に建替えられているとか) |
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第2日目 | ||
もうすでに足元には雪も。。。 翌朝、筋肉のキシミを感じながら光岳の頂上を往復。 山頂はひっそりと木立の中にあった。 | ||
イザルガ岳はこ〜な山頂。 | 光岳山頂から小屋へ引き返す |
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茶臼岳 今夜泊りの茶臼小屋は右に降りたところにある。 |
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仁田岳付近で | ||
第3日目 | ||
茶臼小屋で迎えた朝。 あまりにも太陽がまぶしい。 富士山もこんなに大きく見えるとはびっくりでした。 | ||
やっと登山口易老渡に帰着。 達成感に満ち溢れ。 | ||
■踏み跡 | 追憶 語録 |
〜 晩秋 南アルプスの秘山 充実山行の追憶 〜
Sanryo - Izanai
初登山:1990 11.03
光 岳
「テカリ岳」との読み方は山屋でないと分からない。 その由来として山頂近くの岩が山麓から見た時にテカッて見えるらしい。 重い荷物を背負って、9時間あまりの工程だった。そうれはもう精魂尽き果ててしまう程の工程だったが、充実感は今になっても忘れる事は出来ない。印象に残る山行となった。 この登山口を訪れたのは初めて。伊那谷でも奥深く遠山卿の最奥地となる。不安にかられながら易老渡に着いたのは深夜であった。狭い林道の脇に車を止め、何とか仮眠のテントを張った。 登山口から易老岳までは樹林帯の中をひたすら6時間の工程で登る。ここから多少のアップダウンで小尾根を巻きながら延々と光小屋をめざすことになる。 疲れも重なりコースターム以上を要して10時間近くで小屋に辿り着いた。 皆、すっかり憔悴気味。水場が離れているので友人と2人でムチ打って水汲みに出かける。 一息つく間もなく晩飯しの仕度に取り掛かり、特性の常夜鍋と酒宴。 少し傾いた寝床にシュラフを広げ眠りに就く。疲れ過ぎていて何度も目が覚めた。 翌日は再び易老岳経由で茶臼岳を目指した。茶臼小屋は意外にロケーションの良いところだ。何よりもご来光と富士山の眺めが素晴らしい。 また訪れたい小屋だ。(ここも2回の建て直して今は綺麗と聞く。) とにかく長かったがとっても充実した山登りであった事は間違いない。 |
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