■35ミリ判日誌 | ◇追憶の山行日誌 ...奥穂高岳 |
遥かなる高見へ意を決して臨んだ山 |
岩の殿堂 北アルプス |
3190m | |||
はるか20余年前のこと。 前週に南アルプスの北岳に登り、まだ筋肉痛が取れないままこの穂高へやって来た。 あの岩稜の醍醐味は 今だに忘れられない。 その記憶を35ミリ判の記録として残したく 「追憶日誌?」とした。 (キャノンEOS650) |
||||
初登頂:1986年8月1日 (ガス沸くジャンダルム穂高山荘の横で) まったく雲に覆われていたジャンダルムが夕暮れ間近に忽然と全容を現した、 感動の一瞬でした。 |
未明に穂高山荘を出発して、 前穂高の山頂までやって来た。 (空が写りすぎだネ) |
||
奥穂高岳山頂からの日の出はドキドキ! | 雨上がりの夕景、 雲の上にいる!! | |
北穂高山頂から前穂高を引き寄せて | 前穂高の山頂からは涸沢カ−ルへの 斜面がとっても綺麗。 |
|
奥穂高山頂では常念岳からの日の出 | ||
コルから涸沢カールへ | 遠く槍ケ岳が | |
奥穂高岳山頂jからモルゲンロードの槍ケ岳は感慨ひとしお...でした。 |
■35ミリ判 EOS650 | ◇穂高連峰 追憶スナップ |
追憶...追憶.....感動の穂岳連峰へ
夕陽を浴びて山荘の横で |
||
山本おじさんと奥穂高初見参! | 前穂と穂高を背に | |
北穂南稜の登りはきつい! | 穂高山荘テラスで | |
横田夫妻と紀美子平で2度目の穂高 | 背に雲海の常念岳 | 穂岳岳山頂で |
前穂高岳山頂で |
||
昨日の苦労も忘れて奥穂山頂で | スナップ撮りまくり! 左下は焼岳 | |
ガラ場の涸沢岳の登りにくい! | 見張り役?のジャンダルムだって | |
爽快な気分で穂高連峰ぜーんぶ! |
||
20余年を振り返り、当時記念写真として適当にスナップ撮りしていたものを引っ張り出してみました。 まだまだ写真の法則が判らない時期のスナップショットで...ちょっと恥ずかしい。 |
■踏み跡 | 追憶 語録 |
〜 北アルプス 憧れの岩の殿堂へ 〜
Sanryo - Izanai
初登山: 1986.8.1
奥穂高岳
どんなに忙しくても、どんなに体調が悪くても、どんなに天気が悪くても、一年に50山〜60山をコンスタントに登っていた。 国土地理院の2.5万図〜20万図をなめる様に熟読し、等高線が浮き出て来るほどに頭に叩き込んだ。ルートや地形上の事前調査は当然の事、山麓の文化・歴史、民族にはとても興味を持った。 今なおその痕跡に興味を持ち深山秘録探訪に時間を費やすこともある。山に向かうとき、山に登っているとき、山に登ったとき、そして山から降りてきたとき、その充実した想いは言い知れない喜びに溢れている。この繰り返しを遥か...1000回は繰り返して来ただろうか。 一歩一歩の登行に重荷がずっしりとのし掛かり、膝の関節がきしみ、ふくらはぎの筋肉が張り避けんばかりに。汗はしぼり出すごとく吹き出し、身体全体を流れ出す。 この生理的現象を繰り返すことが何故か快感となってくる。全く不思議な事だ。 20余年間この壮大な山岳風景に自分の全神経を没頭してきた事が山岳写真の作品作りの感性を磨き上げたものと考える。まだまだ窮屈な作品と評される。 もっと時間と心にゆとりを持って景観観察せねば。そしてもっと穏やかな写真を撮ってみたい。 |
35ミリ判カメラ日誌
Home |
|
Top |