■35ミリ判日誌 | ◇追憶の山行日誌...甲斐駒ヶ岳 |
再チャレンジ、2度目に登った鋭峰 |
南アルプス | 2965m | |||
仙丈ケ岳と対座するこの山は伊那谷・甲州のどちらから見ても素晴らしい山容だ。 駒津峰までは急登が続くがこのピークに乗り上げると鋸岳や仙丈ケ岳の展望が素晴らしい。 しかし、快晴の天気は山頂についた頃すっかりガスに覆われてしまった。 そして下山途中にヒョウが降ってきた。 自分でもはっきり覚えている事に「今日は遭難が発生するぞ」と明言していた事。 急変する山岳気象。 丁度この日、立山の真砂岳では中高年の大量遭難死が発生した日となった。 (キャノンEOS650) |
||||
朝日を浴びて黄金色に輝くダケカンバと甲斐駒。仙水峠から駒津峰の登りで。 初登山: 1989 10.10 |
■35ミリ判 EOS650 | ◇槍ケ岳 追憶スナップ |
追憶...追憶.....感動の甲斐駒ケ岳へ
ガスに覆われて天望は無かったが また晴れた日に来る楽しみも。 |
||
ガスの中の山頂 | 早朝の仙水峠付近から | |
ここは早めにガスの沸く所。このガスのタイミングが撮影にはポイントとなる。 | ||
栗沢山とアサヨ峰 | ここどこだっけ?..忘れた。 | 鋸岳。あっという間にガスに消えた。 |
駒津峰の登りで仙丈ケ岳。 | 仙水峠付近で | |
駒津峰の登りで仙丈ケ岳。 | 山頂でのショット | 仙水峠付近で |
駒津峰の登りでガスが渡る仙丈ケ岳 | 仲良し4人組 | 甲斐駒は紅葉が似合う |
駒津峰は良いロケーションと記念撮影の場となる | ||
仙水小屋から眠い身体にムチ打って樹林帯をひと登りすると仙水峠前の広々とした所に出る。早朝に沸くガスが情景を引き立てる。 | ||
■踏み跡 | 追憶 語録 |
〜 意気揚々で登った甲斐駒ケ岳の追憶 〜
Sanryo - Izanai
初登山:1989 10.10
甲斐駒ケ岳
伊那谷を車で走る時、いつも眼が甲斐駒ケ岳を探す。私にとってはそれほど存在感のある山である。 南アルプスにあってその個性的な山容は私だけでなく登山者を強く意識させてくれる。ピラミタスな山頂は1年中新雪を纏った様に花崗岩が飾っていてひと際アルプスを象徴しているからか。 最初に登ったのは上にも記したが立山で大量遭難のあった当日であった故、忘れることは出来ない。急変する気象条件を読み取り、パーティの体力把握がいかに生死に拘わる重要事項である事か。過労が判断力を鈍らせることも油断できない。 実はこの山には2度目のチャレンジで登ることができた。、最初は春の残雪多き頃だった。しかし、 双児山まで勢い良く登っては見たが生憎の大雨に増して雷が鳴ってきた、仲間が雷は大の苦手だという。雷雨の中、稜線を登るのは非常に危険と同意し、そそくさと峠の小屋に下った。 そして1989年の秋、同じパーティを組み再来出来た。登山仲間は本当に気の会ったもの同士、少人数で組む事が最低条件と思う。 計画を変更する場合も意見も統制しやすく安全で楽しい旅になるから。 |
35ミリ判カメラ日誌