<< 山稜への誘い


     1995年
 世界文化遺産登録
奥飛騨、山の狭間に寄り添うように合掌造りの郷があります。
登山、山岳写真を撮影する傍ら、2004年から一時は集中して30回ほど白川郷、五箇山に通って撮影しました。
(1995年12月 世界文化遺産に登録されています)
… ムーンライトの灯り …
 
・・・ 極寒の灯り ・・・





・・・ ライトアップの灯り ・・・



何回も撮影に通う中で、お宿や郷の方々の温かい心に触れ、気持ちよく撮影させて頂いたことに感謝申し上げます。 



 初めての白川郷
 約30数年前、加賀の白山に登った帰路 立ち寄った城山展望台。ここから見た郷の景色に胸を躍らせた。 その時期は9月中ごろだったろうか、黄金色に輝いた実りの稲田と合わせて合掌の棟が建ち並ぶ姿にひどく感動し、その時以来、私の心の中から離れることは無かったが、2004年に幸運にも撮影に踏み込む時が来た。
 白川郷で感じることは多い
 普通なら観光視点で訪れる郷だが、一歩脚を踏み入れ郷の方々の日常を観て、朝、昼、夜の営みを何回も何回も観ていると微かに郷の生活感が伝わってくる。
しかし、未だまだ分からないのは、この郷に培われ育まれ、築かれてきた結の歴史。 これから幾度も訪れるだろう飛騨 白川郷へ。
郷の人びとに感謝をこめて
結の絆があればこそ培われてきたこの営みは、私たち見る者の心を掴んで離さない。
ただ、郷の現実に目を向けると、日々それぞれの生活が有り、郷には観光客が押し寄せる。 自分達の生活が人目にさらされる違和感も有ろう、しつこいカメラにも顔を背けたくなろう。
そんな素振りも見せず、訪れた観光客に快く対応して頂けることにいつも感謝しつつ、静かに撮らせて頂いている。

● ● 2019 ● ●
白山山麓 山里の白川郷 2019年2月9日








白川郷は今・・・

3年ぶりの訪問で30数回通っているけど、どんどん外国人が増えている。
観光客が増える事は良いことでしょうが、ゴミ持ち帰りマナーが徹底せず、
村の方々が綺麗に掃除したトイレ個室には みたらし団子の串やトレイ等が
足の踏み場も無い程にいっぱい捨てられていたのは とても残念に思った。

2019年2月9日
  HOME EOS 5DsR 16-35 24-70 70-200mm 光源430EX TOP . 


 
● ● 2016年 ● ● 
 2016年 1月22~23日 - ライトアップの前夜から -
1月22日 17時56分  萩町 1月22日 17時44分  和田家
1月22日 17時29分  和田家 1月22日 17時45分  萩町
 
1月22日 15時50分  萩町 1月22日 15時54分  萩町 1月22日 15時54分  萩町
 
1月22日 16時20分 分助 1月22日 16時06分 分助 1月22日 16時39分 伊三郎
 1月23日 15時28分  和田家   1月23日 15時39分  1月22日 16時15分  下ごぞ
 1月23日 16時26分  明善寺  1月23日 9時02分 かん町   1月23日 9時29分 萩町 
  1月23日 8時55分  かん町  1月23日 13時06分  であい橋  1月23日 15時48分 和田家 
 ライトアップの民家園へ
23日 17時33分 中野義盛家・村瀬忠正家 23日 17時27分 
23日 17時31分 村瀬忠正家 23日 17時39分  中野義盛家
 23日 17時46分 山下陽郎家 23日 17時48分  武田清次郎家
 
 23日 17時56分 股建小屋 23日 17時30分  村瀬忠正家
23日 17時25分 中野長次郎家 23日 17時23分  中野長次郎家
23日 13時07分  せせらぎ駐車場付近の野外博物館 23日 11時36分  中野長次郎家(お休み処)
23日 18時28分  股建小屋 23日 11時23分  股建小屋
 
  お休みどころに あがり込んで一休み 
中野長次郎家は三階の住まい
大混雑するライトアップの前日から白川郷に入った。
普段から、夕方になると宿の窓の灯りが着くのでとても素敵な景色になります。
今回は民家園にもしっかり踏み込んで1日半たっぷり撮影しました。
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● ● 2016年 ● ● 
 2016年 1月16日 - 変わらないで 白川郷 -
     
 
 
 
     
 
およそ4年ぶりの撮影でしたが、以前には見かけなかった旅行客(外国人)の偏移。
さすがに日本の原風景は人気が高いようです。
今日は久しぶりだったので感覚を取り戻すために気楽な散歩でスナップショットです。
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● ● 2012年 ● ● 
 2012年 1月28日 - 雪国の合掌風景は素敵 -
先週に続いて訪れた雪の郷。 こんな景色に出会うと心を奪われてしまう。
2012年 1月 9日 - 4年ぶり再会したこの風景は何も変わっていない -
山の撮影予定が無く、特に行くところが無いので久しぶりの白川郷へ向かった。
相変わらずこの時期の厳しさがビシビシと伝わってくる。
そして、撮りたい。
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● ● 2008年 ● ● 
 2008年 4月29日 - 春草花たちの季節になった - 
キクザキイチゲ キクザキイチゲ カタクリ
ミズバショウ カタクリ カタクリとツクシ
郷の雪もすっかり消えて春の訪れ。 山裾にはカタクリなどの春草花が咲いていた。
2008年 2月 2日 - 風景は描かれている -
映る合掌 造る合掌 映る合掌
ライトアップなのに例年より降雪は少ない状況でした...
2008年 1月13日 - 今日も降る -
映る合掌 降る合掌 舞う合掌
今日は降雪が来ると聞いて出かけたが、さすがに降る降る積もる...。
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● ● 2007年 ● ●
 2007年 11月24~25日 - 深秋の頃 - 
白山には雪が 晩秋の空気感を感じて 今年も実をつけて
じーっと冬を待つ・・
朝の温もりが見える 今日も日が射して来た
夜のとばりが降りるころ、冷え込みも増してくる。 
2007年 11月25日 - 寒暖の差も大きくなって来た -
合掌造りはどっしりして安心 夕暮れ時の窓明かりは印象的 郷から望む白山山系も綺麗
朝日があたり出すと家々から立ち昇る蒸気 今年もまた、たわわに実っていた いつも明善寺は「絵」になる
萱葺きに発ち昇る... 朝霧も晴れて萱葺きに陽があたると.. 朝霧も晴れて萱葺きに陽があたると..
すっかり冬仕度を整えた合掌の郷。 夕暮れの窓明かりはとても印象深く、「かん町」でその時刻を待った。 
2007年 11月10日 - 暮れゆくとき -
背景の山裾に夕陽があたって 合掌造りに夕暮れが来て 落ち日が集落を照らして
晩秋、間もなく雪が来る。そんな時期を心待ちにしながら、この季節の白川郷も見てみたかった。
2007年 5月19日 - しっとりした白川郷の風情に癒される -
                        
心の郷、癒しの郷、仕事に疲れた気持ちを整理するため、新緑の白川郷に触れてみようと思いやって来た。
 いつもなら、重い三脚やカメラ機材を一抱えも持って駆け回って撮っているが、今日は気楽に“お散歩調子”。
35ミリのデジタルカメラだけを首にぶら下げて、小雨の降る街並みをのんびりと時間をかけて散歩してみた。
2007年 1月20日 - ライトアップの始まり -
柿の木 明善寺の光 明善寺の灯り
昨年末から本格的な降雪が無く撮影には少し物足りなかったのですが、生活するには降雪が少ない方が好都合でしょうね。
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● ● 2006年 ● ●
 2006年 9月17日 - 初秋の郷 - 
秋の草花も コスモス咲く 民家園
池は静かな景色を作る  民家園 狭間にも稲穂が 長い冬に備えて
夏も終わり、初秋の風が吹くころに...
2006年 6月24日 - 梅雨時の郷 -
梅雨の頃、合掌造りの郷は短い夏を迎えようとしていた
2006年 5月 6日 - 春の郷 -
雨上がりの小舎 カタクリ 葉桜
ゴールデンウィークは立山の剱御前小舎で剱岳を撮ったが、天候は快晴にも拘わらず黄砂の影響で作品創りはままならないため、早めに下山して白川郷を訪れた。
 雨上がりの郷には待ちに待った春の草花が可憐に咲いていました。
2006年 2月 4日 - ムーンライト -
ライトアップが終了する頃、観光客が宿に帰るため足元を照らしてくれるムーンライト。
2006年 1月21日 - ライトアップ -
          豪雪の跡
今年、記録的豪雪の爪跡が残った。
里人が待ち望む桜の季節。この桜の木々の枝がことごとく積雪の重みで折れてしまっているのだ。城山展望台の桜、明善寺門前の桜は無残にもその姿を変えている。そして和田家の近くにある1本の柿の木、主翼を奪われた様にその姿を変えてしまっていた。
2006年、前年に続いて私の心を引き付ける白川郷。 時間のある限り 四季を通して見つめて行きたい。
ライトアップに浮かび上がる合掌村の営みを。
2006年 1月 9日 - 豪雪の跡 -
2006年を迎え、白川郷に巡る
季節をまた辿ってみる。
近年に無い記録的な豪雪に耐えて。
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● ● 2005年 ● ●
 2005年 12月 3日 - 実りも -
今年は全国的に果実が豊作となった。ここ白川郷にも柿がたわわに実をつけ、そして新雪を纏った。
2005年 11月20日 - 色づくも -
色づいた秋は短い間に通り過ぎて行く。
2005年 7月 2日 - 初夏のひととき -
結
ほっとひと息できる季節でしょうか、そんな空気が漂っていました。
2005年 4月23日 - 桜咲く五箇山 -
やっと咲いた桜…。 五箇山にも春が来ていた。
2005年 2月19日 - ムーンライト -
雪降る中、ムーンライトも寂しい。
2005年 1月22日 - ライトアップ -
ライトアップ光景

世界文化遺産 白川郷

深雪に覆われた人々の暮らしとその情景が訪れた旅人に
深い感動を与えます。
     
窓の灯りが生活の厳しさを伝えていて印象的です。
2005年 1月 9日 - 郷に降る -
郷全体が雪に包まれている。
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 ● ● 2004年 ● ●
2004年 11月 13日  2004年 10月 17日 
晩秋に移りゆくころ、すっかり葉を落とした木々たち、山里には冬の気配が
2004年 9月 25日 - 秋を飾る -
稲の採り入れも始まった。
2004年 8月 28日 - 秋風も吹くころ -
結 の郷

こきりこ”祭りに郷は集う
郷も収穫期。祭りの季節が来た..!
2004年 8月 21日 - 短い夏の間に -
短い夏、庭先には意図して花々を植える。
2004年 5月 30日 - 緑も豊かになって -
野の草花も人知れず咲いている。
2004年 4月 17日 - 白川郷・五箇山も桜の季節、やっと春が来た -
毎年、一斉に咲く桜のエネルギーが、郷の人びとに大きなチカラを与えてくれる。
2004年 4月 3日 - 葺き替え -
そこは結 の郷

茅葺の修復は大変な労力を要する作業。

村人が総出で手伝う『
』の心を見た。
ようやく水が温るむ頃、ゆっくりと春の足音が聞こえてきた。 後世に残す郷の営みは結の心が繋いでいる。
2004年 2月 7日 - 極寒の季節に耐える -
     
 1年でこの1ケ月しかないライトアップ期間はとても貴重な時期。
 静かなたたずまい。 幻想的な情景。 合掌棟の2階、3階の中へ入ってみても、何処を見ても素晴らしい。 撮ることに集中したくなる。
2004年 1月31日 - 冷え込みは一層厳しく -
 
 
冬型の気圧配置が抜けたあとの景色は眩しい。 青空を見るのは珍しいから。
2004年1月25日 - そして、また雪が降った -
しんしんと降った雪はどれほど積もったのか。

世界文化遺産という新たな環境を受け入れ、世界中の人々の目に触れることになった白川郷。 永遠に日本の原風景が維持されることを願います。

結の集落、白川郷・五箇山で生活される方々に感謝をこめて。 
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